ゴルゴ13|見えない翼

見えない翼はビックコミック1985年20号から22号に掲載された作品です。


☆ストーリー

東西冷戦時のソ連KGBは、アメリカ合衆国のある基地に秘密裡に格納されている
スティルス戦闘機の技術を盗むべく、奪取または破壊することを
工作していたが失敗に終わり、最終手段としてゴルゴ13に依頼をする。
但し、無事任務が遂行されても、基地からの脱出の際には、
高性能レーダに捕獲される恐れがあり、

またF-16戦闘機にすぐさま追尾され撃墜される恐れがあった。
果たしてゴルゴは、無事任務を遂行し、F-16戦闘機の追尾から逃れられるのか?

☆舞台
アメリカ ネバダ州 グルームレイク空軍基地(俗に言うエリア51)

☆ここに行くには?
世界に名高い歓楽街のラスベガスから片道約130マイル(約208km)2時間の道のり

☆主な登場人物
ゴルゴ13、ジェニングス中佐、バーノン・スミス(ウーゴ・レジンスキー大尉)、アンドレイ少佐、
オルドフ中将、ゾーヤ・クリコフ少尉、ハロルド・ワイズマン、ウラジミル・ペテルスキー、
クラレンス・ベッカー、ウラノフ教授、ディブ、ミリー、ミルフォード司令官、ウィリー・B・ダニング

☆感想
1985年と言えば、今から29年前です。
そのころは007のスパイ映画に出てくるようなKGBが活躍していたんですね。
アメリカとソ連は互いに競いあっていることがしのばれるエピソードです。
当時は、現在のようにソ連が崩壊するとは思いもしませんでした。
読みすすめるうちに伏線がわかってしまったことがちょっと残念でした。

ちなみにソ連崩壊とは、1991年12月25日にソビエト連邦大統領ミハイル・ゴルバチョフが辞任し、これを受けて各連邦構成共和国が主権国家として独立したことに伴い、
ソビエト連邦が解体された出来事である(ウィキペディアより)